Hello‼︎ Member 更新 Japan Chapter 広報担当の清水克子さん

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4月11日!GMID2024(Global Meetings Industry Day 国際ミーティング業界の日)

MPI のGMID(Global Meeting Industry Day: 国際ミーティング業界の日)は、世界中の専門家が集まる年間最大かつ最も重要なイベントです。今年は4月11日(木)に 関連催事が世界的に行われます。
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【開催レポート】リアルとハイブリッドイベントにおけるDXの活用

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By: MPI Japan | 3 3, 2022

3月度セミナーは、ハイブリッド開催。
リアル会場は、虎ノ門ヒルズで開催いたしました。

基調講演は、「イベントにおけるDX活用事例」と題し、(株)ホットスケープの前野氏にご登壇いただき、最近の動向を含めて、情報提供をいただきました。

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最近増えてきているのは、オンサイト開催とオンライン開催の多用な組み合わせ。
リアルタイムで開催する必要性を考えながら、技術的手法やそのリスクも踏まえて、開催形態を決定する傾向が強くなってきています。

サテライトをつなぐ、リアル開催をアーカイブ配信する、事前にアーカイブを視聴して参加意欲がある参加者だけがリアルに参加といった具合に、主催者もそれぞれのメリットとデメリットを活かしながら選択していく流れが始まっています。

そして、イベントテクノロジーの事例として、虎ノ門ヒルズフォーラムで開催された、SHOWCASE2.0の開催を事例としてご紹介いただきました。

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大型LEDディスプレイを活用や、非接触の受付対応や資料ダウンロードの仕組みを活用が紹介されました。AIカメラを駆使し、ホール内の人数測定したり、出展ブースの参加者数を集計、来場者に情報提供する試みの実践された様子を仕組みとともに解説いただきました。

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▼パネルディスカッション「イベントテックにおける事業戦略と世界観とは?」

松尾 佳亮氏(Sansan株式会社 Contract One Unit AGM)
大友 香織氏(イベントレジスト株式会社 カスタマーサクセス / BACKSTAGE実行委員会 統括ディレクター)
モデレーター 前野伸幸氏(株式会社ホットスケープ代表取締役)

パネルディスカッションでは、株式会社イベントレジストの大友氏、Sansan株式会社から松尾氏がご登壇。それぞれが提供するイベントテックサービスについて、ご説明いただきました。

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プラットフォームサービスを活用した際のメリットを具体的に解説いただきました。プラットフォームサービスの大きなメリットである、機能のアップデート。また、イベント後のデータ活用にも着目されたシステムは、まさにイベントのDX化に欠かせないものとなってきています。

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また、コロナ禍で非接触サービスの優位性や、スマホ対応の早さが参加者の利便性を高めてきたことが紹介されました。

 

株式会社Sansanでは、現在、電子契約の一元管理ができるプラットフォームづくりに取り組んでいるとのこと。紙とデジタルが混在するいま、紙の契約書サービスを代行する業務にも取り組み始めているそうです。一つの軸から様々なサービスが生まれている様子をうかがうことができました。


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▼イベントテックの未来は?

松尾氏からは、ひとつひとつのサービスにおいて、API連携やサービス自体を深めていくことで、個別のサービスを有機的に連携させ、選べることが重要になってきているとのお話がありました。何を目的として何を選んでいくか。力まず取り組んでいくといった考えも大事であることが伝えられました。

大友氏からは、エコシステムの重要性が語られました。当日運営にフォーカスしてきたが、事前段階でイベント制作においても、現時点であらゆるサービスがあふれている。それらの選定や組み合わせがとても重要になってきている。

また、開催側もユーザーも、ウェブサービスに慣れたことによって、新たな挑戦に対してのハードルが下がっているように感じている。だからこそ、より利便性の高いツールの追求や新しいチャレンジをしていきたいといった力強いお話しがありました。

DXの裏側にあるのは逆風だった。
逆風こそが進化の原動力となったのではないでしょうか。

新しいイベントの開催形態が増えてきた今、リアルな開催のメリットを生かしながら、イベントの目的に合わせて、どう選択していくかがポイントとなってきている。COVID-19の影響により加速したイベントテックが、これからのイベント業界を進化させていくエンジンとなるでしょう。

syugou

 

 

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